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本来のあなたの力

本来のあなたの力

ポケットティッシュの話

皆さんは、町で配っている、ティッシュをもらいますか?もらいませんか?

こんなこと、書いちゃうと恥ずかしいんだけど、
私は結構、もらうのが好きです。
だって得した気分なんだもん。
なおかつ、おこちゃまたちに家で使うのにも便利だし。

ああ、本当に恥ずかしい~~っ。
もちろん、うちは田舎町なので、うちの駅で配っているのは
英会話のなんとか教室の、とか、レストランのなんたら、とか
そんな感じで、あまりいかがわしいのがないのもうれしい。

それで、よく、町で配っているときに、
「あ、配ってるほしいなぁ~」なんて思うのですが、
気をよわそーに配っている人々に
「ください」って気を発すると、絶対にくれないんです。

べつに、その人の前で、座り込んでタバコふかしながら
「おらおら、ティッシュくれよ。ティッシュ」なんて
やっていないよ。
それにもちろん、にらみつけたりしないよぉ~。
前に立ちはだかって、「くれ!」なんても
していないよぉ~。

きよわそーに配っている人は、その前の人に配って
断られて、それで私が寄っていくと、もうだめなんです。

面白なーと思います。こちらはほしいんだけど、
前の人に断られたし、この人なんだか気を発しているし
どうせ断るだろう、なんて思うのですね。
その人の信じていることで、私を見てしまうのです。

それとも、やっぱ怖いのかなぁ~私、ぐすん。
態度でかいかな(あ、それはあるかも)
美人過ぎて近寄りがたいかな(それは絶対にないない)

本当はね、アルバイトで配っているティッシュも減らしてあげたいし
気分としては、「もらいます。私もらいますからぁ~」なんて
にこやかに前に立ちはだかかり、全部でも引き取りたい気分。

ああ、だれか、私に気が付いてぇ~。なんちゃって。

人はその信じていることを投影します。
チャンスはそこに転がっているのです。
ティッシュを配りたければ、目の前にいるんです。ちゃんと。
だけど怖がって渡せない、次を信じられない、
そんなことは人生にたくさんあるのです。

注)脅かしてしまった、ティッシュ配りの方々、本当にごめんなさい!
皆さんの前に、壁が立ちはだかったらそれは私みたいなものです。
それはチャンスの前触れかもしれません。

キャシー天野


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